2022年1月28日、米国ノートルダム大学において、「仏教と総合的人間開発」と題して、宗教と国際関係の教授、大学院生に対して、特別講義を行った。
杉野学長は、仏教の無我とキリスト教のKENOSISの類似性や環境と持続可能な開発などに関するローマ法王回勅の中に、「内なる平和」、「相互関係性」、「簡素と少欲知足」、「自然の中に生かされる人間」などの仏教と会通する概念が多数出てくること、また、ドイツの経済学者シューマッハの仏教経済学などを紹介しながら、仏教型循環経済モデルの構築の重要性などについて語った。